あわまんじゅうは、福島県河沼郡柳津町(かわぬまぐん やないづまち)の名物の和菓子です。
黄色い「粟(あわ)」の中にあんこが入ったおまんじゅうで、もちもちとした食感が特徴です。
1818年に日本三大虚空蔵尊の一つである「福満虚空藏菩薩 圓藏寺(ふくまんこくぞうぼさつ えんぞうじ)」が大火事に見舞われた際、二度と災難に「アワ」ないようにと配ったものが柳津の名物になったのだそう。
厄除けの縁起の良いおまんじゅうとしても知られています。
あわまんじゅうは蒸されて売られており、タイミングが合えば出来立て熱々を味わえます。
粟と餅米でつくられた皮はもっちもちとしていて、口の中でとろりと溶けていきます。
おまんじゅうの概念が覆る格別のおいしさです。
日持ちしないのでお土産にするのは難しいのですが、会津に来た思い出の一つとして味わえる貴重な逸品です。
本店は会津柳津町にありますが、鶴ヶ城近くの「鶴ヶ城会館」や、飯盛山の売店でも売られているので観光がてら食べてみるのはいかがでしょうか。
会津にはなかなか行けない…でも食べてみたい!という方は、「小池菓子舗」の「催事情報」をチェックしてみてくださいね。催事の出店情報が分かるので、東京や他県で味わえる可能性も!
▼美味しいあわまんじゅうが味わえる「小池菓子舗」▼
小池菓子舗(公式サイト)