100万年の自然が織りなす、奇岩と紅葉の絶景



塔のへつり(とうのへつり)は、福島県南会津郡下郷町にある景勝地です。
「へつり」とは会津地方の方言で「険しい断崖」という意味で、その名の通り断崖が約200mにもわたって続いています。
約100万年もの歳月をかけて阿賀川(あががわ)の流れによる浸食と風化が繰り返されてできました。
阿賀川に架かる吊り橋「藤見橋(ふじみばし)」を渡って奇岩群を間近に観賞することができます。
橋を渡った先には、坂上田村麻呂が創建したと伝わる「虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ)」が祀られており、智恵や福徳を授ける仏として信仰されています。
春の新緑、秋の紅葉の景色も美しく、多くの人が観光に訪れています。
アクセス:会津鉄道「塔のへつり駅」から徒歩で約5分