「こづゆ」は、福島県会津地方の伝統的な郷土料理です。
一説によると江戸時代から会津藩の武家社会で振る舞われていたとされており、現在でも正月や婚礼のハレの席で欠かせない一品です。
干し貝柱や里芋、キクラゲ、糸こんにゃく、ニンジン、白玉麩(まめふ)、わらびなど、多彩な具材を使用して数日かけて作ります。
干し貝柱の出汁がしっかり出た滋味深い味で、「こづゆ椀」と呼ばれる高さが浅い会津塗の椀が用いられます。
具材は一口大に揃えられ、見た目にも美しい仕上がりとなっています。
材料も多く手間暇かけて作る必要があるため、現在では家庭内で食べることも少なくなってきていますが、会津の人々にとって大切な食べ物です。
市内の一部の飲食店ではメニューとして提供しているほか、お土産ショップでレトルトのこづゆセットが売られており、観光客に人気があります。

こぼうし
7年ほど前に作った際は材料費だけで約9000円かかったよ
でもとっても美味しかった!
5杯もおかわりしちゃった♡

べこ丸
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